2018年07月13日

創刊100年の女性誌から読み解く日本のセクハラ史(酒井順子)

~「女が悪い」は大正時代にも――創刊100年の女性誌から読み解く日本のセクハラ史~ 酒井順子

https://news.yahoo.co.jp/feature/1017


日本において、セクハラはいつ頃から認識され、社会のなかでどう捉えられてきたのだろうか。女性の生き方についての著作が多いエッセイストの酒井順子さんが、100年分の雑誌をもとに読み解く。(取材・文:篠藤ゆり/撮影:木村直軌/Yahoo!ニュース 特集編集部)

切り口に共感。
文中、私が興味深く感じた部分、、。
抜粋

◎酒井さんは100年の間に、「女性が丁寧に扱われるようになった」と実感すると言う。
「生き方の選択肢が増え、セクハラも訴え出ることが可能になった。とくにここ数年の変化は、大きいと思います。20年後には、いまを振り返って『セクハラを告発することが行き過ぎだって言われてたんだってね』と話しているかもしれません。例えばたばこも、『昔はみんな職場で煙をモクモクとさせて吸っていたけど、いまではあり得ない』となっている。変わりそうにないと思われていたことも、変わっていくのです」

◎いまも、セクハラを訴え出ることができない女性は多い。
「しばしば『うまくかわさなきゃいけない』と言われがちですが、そうすると嫌だということが相手にまったく伝わりません。後世のためにも、ちゃんと分かってもらったほうがいい。告発できなくても、友だちに言うとか上司に相談するとか、それぞれの声のあげ方があるかなと思います」

◎教育も必要ではないかと酒井さんは言う。
「『こういうことは相手が不快に思う』という社会のマナーを、学生の頃から教えるのも一つの手法かも。もちろん男子に対してだけではありません。女性も『男のくせに情けない』とか言うことがありますよね」

◎油断すると、社会は逆戻りする
今年1月、女優カトリーヌ・ドヌーブをはじめとするフランス女性100人がルモンド紙に寄稿し、#MeToo運動は行き過ぎであると批判した。高まる運動に対する反応は、温度差がある。
『#MeTooとかやり過ぎだよね』と言う人もいるし、過敏に反応する人もいる。その両方の人がいて当然だと思いますし、両方いることを、みんなが知っているのが重要だと思います。そういう部分でも多様性はあるべきでしょう」
ただ、「油断すると、社会は逆戻りする」と酒井さんは指摘する。
「大正時代につかの間、女性が謳歌(おうか)した自由は戦争中、簡単に取り上げられました。1950年代には、戦後急速に民主化が進むなか、『逆コース』と呼ばれる保守回帰の現象があった。常にそういったせめぎ合いがあることを思えば、やはり過去を知ることが重要だと思います。いまは当然のように女性が持つ選挙権も、さまざまな人生の選択肢も、昔はなかったもの。長い時間をかけてやっと得られた自由なんだということを、100年を振り返って、しみじみ感じますね」


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posted by miikun at 09:25| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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